安寿の妄想通信 第2号(2)

2011.06.10 Friday
JUGEMテーマ:BL漫画

キャラクター作りの悩み
「こんな話が書きたい」と思いつくときには、だいたいキャラクターの雰囲気はセットで出来上がってくるので、私の場合は名前を考えるのが一番の悩みどころ。
今回は主人公・芳野の名前はひらめくように決まったのですが(どんな漢字を使うかはちょっと悩みましたが)攻めである章仁の方は相当悩みました。
最初は、タイトルが『ミノタウロスの花嫁』ですし、やっぱりミノタウロスにちなんだ感じの名前をつけるべきかしら……などと思ったりもしたわけです。
そんな時、唐突に、

「住野 太郎(すみの たろう)」

……という名前が、勘定流髭文字っ!みたいなインパクトある筆文字フォントで脳裏を駆け巡り(一応、アナグラムになってるのよ(^^;?)、がっくりと心がへし折れ、立ち直るのに時間がかかったりとか……。
何でも思いつけばいいというものではないのだなとか、
煮詰まってくると人間の思考というのは訳のわからない方向に飛躍するんだなとか、
そういうことを痛感した瞬間でした。
住野さんも太郎さんも普通にある名前だし、組み合わせた時も一見自然なのですけど、
この企画で使うにはちょっと勇気がいるなというか、
イメージ違うってレベルじゃないなというか、
もう主人公が攻めに呼び掛けるとき常にフルネームじゃなきゃダメかなと思ったり、
シナリオ書いたり小説書いたりするときに、なんか変な笑いがこみ上げてきそうだな……と思ったり(笑)。
なんかその後も「牛」という文字がネオンサインのごとく瞬いたりしつつ、なんとか現在の名前に落ち着きました←結局ミノタウロスとは全然関係ない名前です(^^;。
キャラクター設定はいつも己のネーミングセンスに涙する試練のひとときですorz。
攻めの名前が住野太郎だったら……町田先生のキャラクターデザインもきっと現在のものとは違っていたのだろうと思う今日この頃です。

キャラクターが顔を持つ瞬間。
小説を書き始めるときに、はっきりキャラクターのビジュアルが思い浮かぶという方も多いようですが、私の場合は特に絵心があるわけでもないので、すりガラスを何枚も重ねた向こうにいる人たちをぼんやり見ているという感じです。
文字でなら「こんな顔立ち」「あんなイメージ」と、いくらでも書けるんですけど……(^^;。
特にコミック原作の仕事では、やはり漫画家さんの持ち味を活かしていただくことが一番重要かな?とも思うのでキャラクターの容姿に関する設定は控えめにしています。
あんまり事前に作り込んでしまうと、些細な部分で「なんかイメージ違うような……」ってなりますからね。
漫画家さんと一緒にキャラクターを育てていく……という感覚です。
それだけに町田先生の描かれたキャラクターデザインを拝見したときは
「やっと会えたね!」
……という気持ちになりました。

『ミノタウロスの花嫁』には他にも三人のキャラが登場します。
……が、そのご紹介は次回!
芳野の前に現れる異形の男たち。
町田先生渾身のファンタジックなキャラクターにご期待くださいませ(^^)。

▼町田先生のブログでは、製作中のコミックのチラ見ができます!


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